Version 5.3.0.0での変更点
Windows XP以降(XP含む)でしか実行できなくなりました。
サウンド機能をDirectMusic、DirectSoundからXAudio2, X3DAudioに変えました。
DirectMusic, DirectSoundはWin Vista以降の環境でハードウェアを使用することが出来ませんが
XAudio2, X3DAudioは新しい環境でもハードウェアを使用して音を鳴らすことが出来ます。
音の命令の互換性が一部失われます。
新規命令
E3DUpdateSound
E3DGetSoundSamplesPlayed
引数が変わった命令
E3DLoadSound
E3DPlaySound
E3DStopSound
E3DSetSoundVolume(デシベル指定ではなく小数の倍率指定になります)
E3DGetSoundVolume
E3DLoadSoundFromBuf
機能しなくなった命令
E3DSetSoundLoop
E3DSetSoundTempo
E3DSet3DSoundListener
E3DSet3DSoundDistance
E3DSetStartPointOfSound
E3DGetMidiMusicTime
E3DGetReferenceTime
引数の意味が変わった命令
E3DSetSoundFrequency
E3DGetSoundFrequency
引数は周波数の値そのものではなく、ソースの周波数との比率になります。
再生開始時間やループの回数は再生時に指定するようになります。
再生時間取得はサンプル(周波数)単位になります。
周波数や音量はステレオサウンドでも3Dサウンドでも個別に設定出来るようになりました。
あとの音命令は同じ仕様。
oggの再生が可能になりました。
oggは使用ライブラリの関係上ステレオサウンドのみしか使えません。
oggはFromBuf命令も使えません。
3Dサウンドはモノラルのみしか使えません。
ver5.3.0.0からVC90ランタイムが必要になります。
Visual Studio (C++) 2008 SP1をインストールしていない人は
vcredistをインストールしてください。
32ビット版の人はvcredist_x86.exeを
64ビット版の人はvcredist_x64.exeを
管理者権限で実行してください。
これらのファイルはWin32版では「dll」フォルダに
HSP版では「(重要)VC90Install」フォルダに入っています。
1回インストールすればそれ以降のexe実行は必要ありません。
////////////// 追記 2010/04/01 /////////////////////
DirectX SDKのバージョンが変わりました。
HSP版の人はランタイムだけ、
Win32版の人はSDKをインストールする必要があります。
SDKをインストールするにはここ。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=en&FamilyID=b66e14b8-8505-4b17-bf80-edb2df5abad4
ランタイムをインストールするにはここ。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=04AC064B-00D1-474E-B7B1-442D8712D553&displaylang=en
DirectXのバージョンはSeleneと同じ(August 2009)にしました。
vc90ランタイムについては
Windows Installer 3.0も必要なようです。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=5FBC5470-B259-4733-A914-A956122E08E8&displaylang=en
これでも解決しないようでしたら
espresso3389の日記を読んでみてください。
http://d.hatena.ne.jp/espresso3389/20090509/1241856483
///////////////// さらに追記 /////////////////////////
VC90ランタイムのインストールにはWindows Installerが必要になります。
これはWindow Updateでインストールされると思うので
エラーが出るような人はWindows Update後にVC90ランタイムのインストールを試みてください。
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